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〜花農家の日常〜

(有)はなせきぐち
草花の生育状況や出荷準備の状況のお知らせ。
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研修。
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     今日、神奈川県相模原市にある麻溝公園へ、クレマチスの花を見に行ってきました。
    地植えで自然に育つクレマチスというのは、鉢で栽培し続ける農家は見る機会が殆ど無く、
    どのように育つかというのが分からない場合があります。
    また、その自然に育っているクレマチスを見ることで、1つ1つ違う品種の生育特性を見極めて、
    鉢植えで仕上げるのに適しているかどうか。というのを見るという目的でぐるぐると見回っていました。

    その中でいくつか気になった花を…。

    弥一(やいち)
    ラヌギノサ系。形が整っている丸弁で濃い青紫。写真ではがく片の光沢で反射して薄く見えるが非常に映える色。
     

    白波(しらなみ)
    パテンス系の白花で大輪。地植えで年数の経った株だとこれほど大きくなるのかと驚かされた。
    パテンス系は一季咲きだが、作り方によっては非常に魅力のある品種。


    マリンブルー
    マルチブルーの枝変わり品種。開花特性としてはマジックファウンテンやジョセフィーヌのような万重咲き。
    大元がザ・プレジデントのため発色が非常に良いのが魅力。
    分枝数が少なく、花数が少ないのが難といえば難だが、6〜10号鉢で育てるには丁度良い花付き加減かもしれない。


    さのの紫
    人目を惹く非常に濃い紫で矮性。鉢物で育てるにはぴったりの品種。
    生産者の目線で言うと、枝が伸びないので挿し穂の確保ができず、増殖しにくいのが難点。


    雪の粧(ゆきのよそおい)
    ダリアというよりも牡丹に近い花型の白花八重品種。
    外弁に淡く桃色がかかる時がある。
    農場にも試験栽培品があるが、若株なのか重ねが弱く半八重気味。
    また2番花は更に重ねが弱いので、無理して咲かせず、強い枝を残して剪定・養生させることで
    このような綺麗な花を咲かせることが可能なのかもしれない。
    パテンス系で出回っているが、生育特性がchalcedony(カルセドニー)とほぼ同じで、2番花も咲くため、生育特性からすればラヌギノサ系だと思われる。
    実際、雪の粧の祖父母にあたる品種がラヌギノサ系のマリーボワスロなので、純粋なパテンス系ではないのは確か。



    と、若干説明口調ですがそんな感じ。
    後半の花を展示していた会場で、湘南クレマチスの会の会員さんと話をする機会もあって気が付いたらクレマチス談義でヒートアップしちゃって同行していた農家さんに後で苦笑いされましたがそれもまた良い経験ということで(笑)
    とはいえやはり実物と写真ではモノが全く違うというのは実感できました。
    実物を見ることで知ることができる情報は、図鑑や雑誌、ネットの写真等では分からないことが本当に多いです。
    やはりネットで買うのもいいけど、実際の花を見て買う方が絶対的に消費者も安心して買えるし、そういう場は必要だなぁと感じた一日でした。
    | - | 20:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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